日本とロシアの相互訪問者数を40万人に倍増へ、官民合同ツアー企画、観光庁が訪露でサハリン州と意見交換

観光庁は2019年4月16日~4月19日までロシア・サハリン州を訪問し、スポーツ・観光及び青年政府省の次官をはじめ、サハリン州政府関係者と意見交換を行なう官民合同のミッションを実施した。

2019年1月の日露首脳会談で、相互訪問者数を2023年までに合計40万人に倍増させるという日本側の目標提示に対し、肯定的な流れを加速させることで一致したことを受けたもの。これに向け、観光庁と日本政府観光局(JNTO)、日本旅行業協会(JATA)、旅行会社、航空会社からなるワーキンググループを設置し、今夏に官民共同企画「サハリン大自然の旅」を実施することとなった。

今回のミッションは、同ツアーの企画の充実等で意見交換と視察を実施。日本側からツアーでの民族舞踊の提供などの協力を求め、サハリン州政府からも観光分野における今後の協力関係への歓迎の意が示された。視察では、現地の観光業従事者とのインタビューなど、交流も図れたという。

日本からは観光庁の金井審議官、JATA菊間副会長、JNTO志村統括理事など計6名が参加。サハリン州からはスポーツ・観光及び青少年政策省のポドシヴァロフ次官、パホルコヴァ観光局長、文化・公文書省ラヴリク大臣、経済発展省ブトゥーハノフ副大臣などが出席した。

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