【図解】訪日外国人旅行者数、東南アジア4か国の10年間推移を比べてみた、タイは131万人超 ―2019年版

日本政府観光局(JNTO)発表による2019年1年間の訪日外国人数(推計)を東南アジア4市場(タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア)でみると、いずれも年間合計人数の過去最高を更新した。

年計ではタイが16.5%増の131万9000人と4市場中最多。タイは、昨年東南アジアで初めて100万人を突破した記録をさらに更新している。シンガポールは12.6%増の49万2300人、マレーシアが7.1%増の50万1700人、インドネシアが4.0%増の41万2800人。このほか、フィリピン、ベトナム、インドを加えた東南アジア7市場で全体の12.6%を占めた。

2010年から2019年まで、直近10年間の東南アジア4市場の訪日外国人数推移は以下のとおり。

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なお、今回の年計は2019年12月の推計値発表に伴うもの。12月は4市場すべてが同月として最高となっている。

2019年12月は、タイは28.5%増の16万4900人、シンガポールが15.3%増の10万400人、マレーシアが15.8%増の7万8300人、インドネシアが9.7%増の5万9200人となった。

2019年1月~12月までの推移は以下のとおり。

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JNTOによると、タイは旅行閑散期となる6月と7月以外のすべての月で過去最高を更新。日本の地方都市を目的地とする航空路線の新規就航や増便などに加え、継続的な訪日プロモーションが旅行者数の拡大に寄与した。シンガポールは12月にはじめて単月10万人をこえたほか、航空座席供給量の増加などを受けて多くの月で最高を更新している。

マレーシアは、10月以降に2ケタの伸びとなるなど好調に推移。訪日旅行がまだ一般的でないムスリム層には、SNSを通じてハラル認証店を紹介するといった情報発信も功を奏した。

インドネシアはインドネシア・エアアジアXのジャカルタ/成田路線運休による影響があったものの、9月以降は4か月連続で同月最高を更新。現地で実施した旅行フェアやBtoBセミナー、商談会などを通じた共同プロモーションで地方都市からの誘致に取り組んだ効果がみられた。

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