JTBグランドツアー、国内ツアーを本格展開、「日本のマチュピチュ」などで新シリーズ発売

写真提供:吉田利栄

JTBグランドツアー&サービスは2020年8月20日、新シリーズ「日本の魅力を知り、海外を想う」を発売した。同社では、創設から少人数制の海外パッケージツアーを手掛けてきたが、新型コロナウイルスの影響で海外旅行が難しくなっているなか、国内旅行商品を本格展開。これまで培ってきた海外旅行企画のノウハウを国内旅行に活かし商品展開をする。

日本のマチュピチュと呼ばれる竹田城跡、備中松山城を訪れるなど、国内旅行に海外の魅力のエッセンスを取り入れる。

かつてマチュピチュを訪れた人が「日本のマチュピチュ」の魅力を知るとともに、ペルー旅行に想いを馳せてもらったり、 いつかウユニ塩湖へ行きたいと憧れている人が「日本のウユニ塩湖」を訪れることでボリビア旅行への想いを募らせてもらうなど、国内と海外がリンクする旅づくりにこだわった。

ツアーに参加して、いつかその海外の観光地を訪れてみたいという参加者にはガイドブックを、既にその海外の観光地を訪れたことのある参加者にはその国のお土産やゆかりの品をプレゼントするなど、思い出作りにも取り組む。 

ツアーの一例「日本のマチュピチュ2カ所と世界遺産の名城を訪れる4日間」(2人1室)は、1人37万8000~38万8000円。わずか13室の城下町ホテルに泊まるなど宿泊先にも工夫を凝らす。最大10名限定とし、バス車内やレストランでも3密回避を徹底する。

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