外食での消費者の感染対策、女性のほうが熱心、店内でマスクを「なるべく外さない」は4割 ―リクルート調査

リクルートライフスタイルの調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」がこのほど、飲食店を利用する際に衛生面で自ら行っている対策や最近の外食時の印象について、消費者アンケートを実施した。女性のほうが衛生対策に熱心な一方で、店内でのマスクの置き場に迷う人が多いこと、コロナ禍での外食はストレス解消につながっていることなど、飲食現場の最前線が明らかになった。

まず、飲食店で外食する際の衛生対策。「対策を行っていない」は8.3%でごくわずか。最多は「なるべくマスクを外さない」が42.4%、「他の客と離れた席に座るようにする」(40.5%)、「手指の消毒液を持参する」(36.2%)で続いた。全体的に、女性のほうが男性よりも衛生対策に熱心な傾向で、30~60代女性では「店内にいる時間をなるべく短くする」との回答も3割以上に上った。

飲食店で外食をする際、自身で行っている衛生対策:発表資料より 

多くの人がマスクをして飲食店を訪れる一方で、店内でのマスクの置き方・置き場に迷う人も少なくない。最多は「カバンやポートなどにしまう」(42.1%)で、「ポケットに入れる」(24.7%)が続いたが、「使い捨てのビニール袋や封筒など入れ物の配布があれば使いたい」との回答も61.1%と高率。消費者側の感染防止意識が高く、マスクの放置を通じた感染拡大を防ぐための店側の方策が求められているさまもうかがえる。

なお、2020年6、7月に行った外食について衛生面以外での感想を尋ねたところ、トップは「自宅では作りにくい料理を食べて満足した」が51.9%と過半数越え。「ストレス発散になった」(36.4%)、「食事相手との会話を楽しめた」(28.9%)との声も多く、自粛生活の中で外食から得られる幸福感への期待を求める声が多いことも浮き彫りになっている。

最近2カ月(2020年6・7月)に飲食店で外食をして感じたこと:発表資料より

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