JR東日本、駅を「暮らしのプラットフォーム」に転換、定期券利用者にシェアオフィスのサブスクサービスも

JR東日本グループは、グループ経営ビジョン「変革 2027」における「くらしづくり」の実現に向けて、「Beyond Stations構想」を推進していく。これは、これまでの駅のあり方を変革し、「交通の拠点」という役割を超えて、 駅を「暮らしのプラットフォーム」へと転換するもの。社外パートナーと共創しながら、リアルな交流拠点の強みを活かし、駅を「新たなビジネスを創発する拠点」へと変え、新たな収益確保と価値創造の実現を目指す。

具体的には、「新しい事業領域を創造するサービス」として、社会課題を解決する人財の育成を目指す「JR東日本カレッジ(仮称)を2021年9月に東京駅にプレ開校する。 

また、2021年春以降には、ベルメゾンの新業態の東京駅への出店などエキナカにOMOモデルの店舗を展開する。

2021年夏には、ベルメゾン商品を対象に、JRE MALLで注文した商品を改札にて受け取れるサービスを開始する(中央線武蔵境駅から開始予定)など、JRE MALLやエキナカで取り扱う商品を、駅改札で受け取ることができるサービスを展開していく。

さらに、通勤定期券利用者を対象に、上野駅、 秋葉原駅、 八王子駅のコーヒーや駅そば、 すべてのシェアオフィス「STATION BOOTH」で、 サブスクリプションサービスや割引サービスのトライアルを始める。

まず、「Beyond Stations構想」を象徴的に体現するモデル駅として、上野駅、 秋葉原駅、 八王子駅で整備を進め、JR東日本エリアにおいて順次展開していく計画。 今後も「スマート健康ステーション」「メディアステーション」など新たなサービスを創造していく。

報道資料より

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