国交省、インバウンド向けの港周辺の魅力向上事業に7港を選定、クルーズ再開への受入環境整備や魅力の磨き上げなど

国土交通省は、「安心して訪日観光ができる海洋周辺地域の魅力向上事業」について、2021年度募集分として、7事業の実施を決定した。この事業は、海洋周辺地域における新たな消費の開拓や魅力向上、安全確保、地域経済効果の最大化を図るため、訪日外国人向けの観光コンテンツの磨き上げや受入環境整備を補助するもの。

石川県和倉港では、ななお・なかのとDMOがウォーターフロントを活用した和倉温泉でのインバウンド誘客事業を実施。神戸港では神戸市が神戸港中央堤及び新港突堤西地区でデジタルサイネージ情報発信を実施する。大阪港では、大阪港振興協会とユニバーサルコンピュータ研究所がクルーズ旅客受入での魅力向上事業を展開する。

鳥取県の境港では、境港市などが、Sea級グルメを活用して訪日おもてなしを向上。広島県須波港では三原市が旅客待合所での受入環境整備を行う。愛媛県八幡浜港では、八幡浜市がフェリー乗降者用のスロープ兼プロムナードを整備する。また、鹿児島港では、鹿児島海外観光客受入協議会クルーズ船再開に向けて、観光魅力の向上を実施する。

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