国連世界観光機関、「食の観光フォーラム」の開催地を奈良に決定、2022年7月開催へ

国連世界観光機関(UNWTO)主催の「第7回ガストロノミーツーリズム世界フォーラム」の開催地として日本で初めて奈良県が選定された。「第7回ガストロノミーツーリズム世界フォーラム」は2022年6月に予定されている。

ガストロノミーツーリズムとは、その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食を楽しみ、その土地の食文化に触れることを目的とした観光。UNWTOは2015年以降、毎年フォーラムを開催し、世界での観光や食文化への理解の促進などの有益な情報を提供するとともに、固有の食文化を世界に向けて発信している。観光庁は2022年の誘致に向けて奈良県を候補地とし、誘致を働きかけていた。

「第7回ガストロノミーツーリズム世界フォーラム」の開催日は2022年6月13~15日。奈良県コンベンションセンターを中心に開催し、国内外から600名程度が出席する予定だ。

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