箱根湯本の宿泊施設が日帰り専用にリニューアル、近隣県からの宿泊客増加に対応

箱根で旅館や飲食店を展開する金乃竹は2022年3月、入浴施設を備えたデイユース専用施設「Hotel坐楽閑」の販売を開始した。2020年に開業した「Hotel坐楽閑」を日帰り専用にリニューアル。コロナ禍で都心や近隣県からのマイクロツーリズムの取り込みを目指す。

リニューアルの背景には、同グループの2021年の宿泊客の居住地が、東京都が前年比36%増、神奈川県が83%増と、箱根まで1~2時間圏内が増加していることがある。都心や近隣県からの日帰り旅行を楽しんでもらえるよう、「Hotel坐楽閑」の形態をリニューアルしたほか、既存の旅館でもデイユースプランを用意する。

「Hotel坐楽閑」は箱根湯本駅より徒歩7分。4つの露天風呂付き部屋など全10室を備える。料金は2名1室利用時1名あたり1万5500円から。

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