豪・フレーザー島が伝統的名称「ガリ」に変更、先住民バチェラ文化を尊重、観光分野では天地創造のスートリーを展開へ

豪クイーンズランド州政府観光局によると、文化的に重要な観光地のひとつフレーザー島の名称が伝統的な名称「ガリ(K’gari)」に変更される。

1992年にユネスコ世界遺産に登録されたガリ(K’gari)は、75万年以上にわたって砂が堆積してできた世界最大の砂の島で、伝統的な先住民のバチェラ文化が残っているところ。今回の名称変更によって、バチェラ族と島とのつながりや、何世代にもわたって受け継がれてきた天地創造のストーリーを強調していく。

ガリはブリスベンの北約300キロに位置し、国内外の観光客に人気のあるデスティネーション。この島のあるフレーザーコーストへの2022年の国内訪問者数は過去最多の80万人以上にのぼった。

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