観光庁、レガシー形成事業で全国9件を継続支援、「オホーツク遺跡街道」や「浅草十二階の復元」など

観光庁は、「地域・日本の新たなレガシー形成事業」について、全国9件の事業を継続支援することを決めた。この事業は、将来にわたり国内外から旅行者を惹きつけ、継続的な来訪や消費額向上につながる地域・日本のレガシー(遺産)となる新たな観光資源を形成することを目的に、地域と連携しつつ、実現可能性調査の結果を踏まえたプラン作成を実施するもの。

採択された地域と取り組みは以下のとおり。

  1. オホーツク文化を核とした「オホーツク遺跡街道」構想(紋別市、網走市、北見市、興部町)
  2. バラエティ豊かな歴史的建造物を利活用した分散型ホテル構想(弘前市)
  3. 浅草凌雲閣(浅草十二階)の復元による浅草六区地区の観光拠点化に向けて(台東区)
  4. 世界遺産富岡製糸場を核とした新たなレガシー形成事業(群馬県、富岡市)
  5. 戦国最強の武将「上杉謙信公」の魂が眠る戦国最強の山城「春日山城」の復元(上越市)
  6. 水軍から海軍へ 日本海の護りの要所・舞鶴湾に浮かぶ無人島「蛇島」を核としたレガシー形成構想(舞鶴市)
  7. 神仏習合の祈りの聖地、石清水八幡宮での空中茶室「閑雲軒」の復活と男山四十八坊の賑わい創造(京都府、八幡市)
  8. 瀬戸内産業芸術祭『S・A・I』~Setouchi Art & Industry~(玉野市)
  9. 旧三江線「陰陽連絡100年の夢」プロジェクト調査及び実現プラン策定事業(島根県邑南町)

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