ブランドUSA、米国旅行の「体験」を訴求する新キャンペーン、リピーター向けに戦略的に情報発信

米国の観光マーケティング組織「ブランドUSA」は、日本市場向けに新たな広告キャンペーン 「すべて体験しよう(Experience it All)」を開始した。キャンペーンを通じて、米国への旅行は、自身の願望を叶え、かけがえのない経験につながることや、想像や期待を上回る感動を体験できるというメッセージを発信していく。

このキャンペーンは世界11市場で展開。日本市場では今年4月から6月にかけて実施する。今年は「日米観光交流年」と定められていることから、キャンペーンの広告クリエイティブには、日米観光交流年の公式ロゴを取り入れる。

具体的には、インターネットを介したコネクティッドTVやオンライン動画広告プラットフォームを通じて、米国旅行経験者や、米国以外への海外旅行経験者をターゲットに戦略的に配信していく。

また、フェイスブック、インスタグラム、TikTok、Lemon8(TikTokを運営するバイトダンスの新たなプラットフォーム)などのSNSや検索・ディスプレイ・プラットフォームなども活用する。

さらに、ELLE Japon、日経マガジン、トリップアドバイザーとコンテンツ・パートナーシップを組むほか、世界的なホテルホールセラーであるホテルベッズ(Hotelbeds)と戦略的な連携を行う。

コロナ禍前の2019年には米国を訪れる日本人旅行者は380万人を超えていた。ブランドUSAでは日本市場を2019年のレベルに早期回復させることを目指している。

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