ナビタイム、インバウンド向けアプリで「鉄道」利用を推奨、京都市内で「おすすめルート」表示

ナビタイムジャパンは、訪日外国人観光客向けナビゲーションアプリ「Japan Travel by NAVITIME」で、鉄道を活用した「おすすめルート」の提供を京都市内で開始した。訪日外国人観光客に移動の選択肢を提示することで、混雑緩和や観光の分散化を促進していく。

「おすすめルート」では、「Japan Travel by NAVITIME」で経路探索エンジンのチューニングをおこない、京都市内のルート検索時に、地下鉄を含む鉄道を積極的に利用するルートを第一経路に優先的に表示する。例えば、八坂神社から京都駅へ向かう場合、市営バス でなく、東山駅から地下鉄を利用し、烏丸御池駅で乗り換えるルートが提示される。

ナビタイムによると、「Japan Travel by NAVITIME」では、ルート検索結果として表示される全5経路のうち、ユーザーの8割が第一経路を選択する傾向があるという。今回の新サービスの提供で、訪日観光客のバス利用への偏りを減らすことで、混雑緩和ならびに住民と観光客の双方が快適に移動できることを目指す。

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