観光産業の国際見本市「ITBアジア」出展者募集中、シンガポールで10月15~17日開催、世界のトップバイヤーが集結(PR)

メッセ・ベルリンによるアジア屈指のB2B旅行イベント「ITBアジア(アジア国際ツーリズム・マーケット展)」が、2025年10月15~17日に開催される。現在、見本市への出展企業・団体を募集中。会場は前回と同じくシンガポールのサンズ・エクスポ&コンベンション・センター。

ITBアジアは世界最大級の旅行・観光産業の国際見本市「ITBベルリン」のアジア版としてスタートしたもの。参加者全体の6割強をアジア太平洋・オセアニア地区が占める。さらに、世界130以上の国・地域から人々が集まるグローバルイベントへと、年々拡大を続けている。

アジア太平洋の旅行市場が力強い成長基調へと転じるなか、昨年のITBアジアは大盛況となり、ビジター総数は1万8500人に達した。このうちバイヤーは1400人超、見本市への出展企業は1950社。成立した商談数は4万5000件以上。「バイヤーの2人に1人がITBアジア会期中に契約成立している」(ITBアジア)という。

※メッセ・ベルリン日本代表部では、日本からの出展者向けに、個別の受付対応を実施中。ご希望の方は上記のアドレスに問い合わせください。(担当:メッセ・ベルリン日本代表部)

※トラベルボイスはITBアジアの公式メディアパートナーです。

ITBアジアは、旅行関連企業のトップバイヤーが参加することでも定評がある。参加登録を申請するバイヤーについて事前審査をおこなっており、新しいプロダクトやデスティネーションの取扱いを真剣に検討しているか、出展企業との商談に意欲的であるかなどをチェックしているため、バイヤー全体の9割は決定権を持つポジションや最高責任者が占めている。さらにセラー対バイヤーの比率がほぼ1:1であること、完全事前アポイントメント制を導入していることも、出展するセラーにとって効率的かつ有意義な商談につながっている。

昨年の参加者調査によると、バイヤーの購買力は、50万~100万ドル(約7250万~1億4500万円)が全体の43%。100万~200万ドル(約1億4500万~2億9000万円)が7%、200万ドル(約2億9000万円)以上が13%。分野別ではレジャーが最多で全体の40%、MICEと法人旅行がそれぞれ30%を占めた。

参加者のエリア別内訳は、出展者ではアジア太平洋・オセアニアが最も多く全体の66.7%、次いで欧州(27.1%)、中東(2.2%)、アフリカ(2%)、米州(1.6%)。一方、バイヤーはアジア太平洋・オセアニア(65.5%)、欧州(15.5%)、米州(14.5%)、中東(3.5%)、アフリカ(1.0%)。

セミナーやワークショップも多数開催

ITBアジアでは、イベントの中核となる見本市に加えて、注目テーマを取り上げたセミナーやワークショップ、参加者どうしが意見交換できるネットワーキングの場も充実している。3日間の会期中に登壇するスピーカーは270人以上を予定。最新の旅行トレンドや有識者の知見、ホテルからOTA、デスティネーション関連、トラベルマネジメントまで、幅広い領域に関する事例などを知り、理解を深めることができる。

また、今回も「MICEショー・アジア」および「トラベル・テック・アジア」と併せて、3つのイベントが同時開催される予定で、会議・インセンティブから観光、法人旅行、旅行系テクノロジーまで、幅広い分野をワンストップで把握できる充実した3日間となる。

ITBアジアの詳細は以下の通り。

ITBアジア 開催概要

※登壇予定のスピーカーなどは、順次公式サイトで公開予定。

※ドル円換算は1ドル142円でトラベルボイス編集部が算出。

※トラベルボイスはITBアジアの公式メディアパートナーです。

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