東京ドイツ村、自動車に乗ったままの入場を電子化、交通渋滞緩和へ新サイトでチケット販売

ナツメグ(NutmegLabs Japan)社の、同社の旅行・レジャー向けDXプラットフォーム「Nutmeg(ナツメグ)」が、「東京ドイツ村」のドライブチェックインを伴う前売り入園券の直販サイトとして採用された。これにより、東京ドイツ村はドライブチェックインを電子化。繁忙期のゲート前道路交通渋滞の緩和、会員情報を活用したCRM施策強化を図る。

東京ドイツ村は、これまで駐車場代と入園料を来場者車両に乗車したまま入口で一括払いする方式を採用。車に乗ったままスムーズに入退場できる利便性がある一方、繁忙期は1台ごとの精算に時間がかかり、入場ゲート前の道路に交通渋滞を引き起こす一因となっていたという。

ドライブチェックインに対応した電子チケットシステム、販売サイトの導入で、来場者は自分のスマートフォンでEチケットを提示、施設スタッフが目視・タップ操作で処理をおこなう流れとした。車両に乗ったままのチェックインをスムーズにして、ゲートの混雑リスクを低減する。また、入場人数と駐車場1台分といったユニットを自由に設定することができるため、一括処理によるオペレーション効率化、顧客データの一元管理によるリピーター獲得、集客効果の最大化などにつなげたいとしている。

東京ドイツ村は、明和興産が運営する、千葉県袖ケ浦市に位置する体験型のテーマパーク。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…