東急と名鉄、「なごや圏」の観光需要創出でタッグ、関東から誘客、定額制宿泊サービス利用で実質3000円で宿泊可能

東急と名古屋鉄道(名鉄)は、愛知県を中心とした「なごや圏」における観光需要創出と、地域活性化を目的とした連携を開始した。両社は、「いま、“ちょうどええ旅先”なごや」を掲げている。

東急は、定額制宿泊サービス「ツギツギ」を通じて、なごや圏での宿泊需要の創出と、自社媒体を活用した関東圏での情報発信、送客を担う。一方、名鉄は、沿線に広がる観光資源や交通ネットワーク、地域情報を生かして、圏内の回遊促進と体験価値の向上を進めていく。

具体的には、名鉄が展開するエリア版MaaSアプリ「CentX(セントエックス)」内にあるクーポンで、「ツギツギ」のプランを通常よりもお得に提供。また、名鉄グループが運営するカーシェアサービス「カリテコ」や博物館「明治村」では、「ツギツギ」の全会員限定の割引優待を提供する。具体的には、対象施設で1名1泊あたり実質約3000円で宿泊可能となる(2泊プランで同伴者1名とともに宿泊した場合)。

このほか、連携キャンペーンの特設サイトでは、なごや圏を旅の目的地に選びたくなるきっかけとして、会話型AIコンシェルジュ「なごやえこひいきAI」を提供する。

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