星野リゾート、独自の宿泊予約システムを開発、変更を当日朝9時まで受付け、今後は滞在中の食事や体験も予約可能に

星野リゾートは、「客室」「食事」「アクティビティ」「移動」など、宿が提供するサービスを顧客が自由にアレンジして手配できる独自の宿泊予約システム「FleBOL: Flexible Booking On Line（フレボル）」を開発し、一部機能の導入を開始した。

この機能は、ショッピングカートで買い物をするように、好きな体験を選択し、組み合わせて、自由に変更できるもの。まずは第一弾として、予約完了後に「人数・部屋タイプ・宿泊プラン・日程」の変更が可能になる機能を「界」全施設と「LUCY尾瀬鳩待」で導入した。

星野リゾート公式サイトで予約した旅行者は、オンライン上でチェックイン当日の午前9時まで変更が可能となる。この機能によって、旅の計画段階で負担となっていた予約の取り直しや変更手続きなどの課題を解消する。同社によると、予約済みの宿泊者からの問い合わせの約4割が「人数」「部屋タイプ」「宿泊プラン」「日程」の予約を希望するものだったという。

将来的には、タビマエ、タビナカ、タビアトまで、滞在中のあらゆるシーンで顧客がスマホでスムーズに旅をアレンジできる機能を目指す。