JALは、二地域居住を推進する「JAL 2地域居住クラブ」で、北海道札幌市を対象に実施する冬季実証実験の参加者募集を開始した。この取り組みは、各拠点と地域を行き来するのに必要な「移動」と「住居」の2つをパッケージ化し、JALが提供する「コンシェルジュサービス」を付帯した新サービスの実証実験。二地域居住生活の課題解決と「JAL 2地域居住クラブ」の本運用を目指している。
今夏に実施した実証の第二弾となる今回は、2人でも利用しやすい「準プレミアムプラン」を追加するほか、「プレミアムプラン」の航空サービスでは、クラスJの航空券予約も可能とする。
具体的には、東京(羽田)、大阪(伊丹・関西)、名古屋(中部)の本拠地空港と新千歳空港間のJALグループ国内線航空券を月6回(片道)まで搭乗可能。住居として、基本的な家具・家電付きで各プランに応じた広さの札幌市内中心部マンションを提供するほか、北海道在住の専用コンシェルジュも用意する。
本会員の価格の一例では、東京/新千歳の場合、基本価格は25万円、準プレミアムプランは30万円、プレミアムプランは42万5000円。
募集期間は2025年11月3日まで。実施期間は2025年12月1日~2026年3月31日(期間内1ヶ月以上の滞在)。募集人数は10組最大20人(1組2人まで)。



