ドーチェスター、ローマの「ホテル・エデン」を取得、グループで10件目

ドーチェスター・グループ・リミッテッドは、このほどスタルマン・ホテルズからローマの「ホテル・エデン」を取得した。今回の取得で、同グループが運営するホテルはロンドンの「ザ・ドーチェスター」、アメリカの「ビバリーヒルズ・ホテル」、パリの「ル・ムーリス」などとあわせて10件目となる。

ドーチェスター・コレクションの最高経営責任者、クリストファー・カウドリー氏はホテル・エデンについて「他の軒9のホテルの様式や立地と合致」すると歓迎のコメントを発表。また、イタリアにはすでにミラノのホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイアが同グループホテルとして存在しているが、「相乗効果で更にその価値が高まる」としている。ホテル・エデンは1934年に建設、1889年からホテルとして創業以来、長年世界のセレブリティに愛されてきたローマ屈指の高級ホテル。7つの丘を見渡すスペイン階段とヴェネト通りの間に立地し、観光やショッピングにも利便性が高い。

なお、同ホテルはこれまでの運営会社であったスターウッド・ホテルズ&リゾーツとの協力関係は継続し円滑な運営移行を実行するとしている。

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