感情を持つロボット「ペッパー」発売開始、時給1500円で派遣サービスも ーソフトバンク

ソフトバンクモバイルとソフトバンクロボティクスは、2015年6月20日より、同社が開発した感情を持つロボット「Pepper(ペッパー)」の販売を開始する。同日よりウェブサイトから予約可能なほか、前日2015年6月19日に東京・丸の内の直営店ソフトバンク東京駅グランルーフフロントにて30台の限定抽選販売を行う予定。2015年6月の販売数は1000台を想定、価格は19万8000円となる。合わせて、ソフトバンクグループのココロエスビーは「ロボット派遣事業」を開始。時給1500円で一定の簡単な作業に派遣する。 *画像はソフトバンク「ペッパー」ウェブサイトより

今回販売されるペッパーは、「人の感情を理解する」だけでなく「自分の感情を持つ」パーソナルロボットに成長。たとえば周囲の環境によって安心・不安・喜びを感じるほか、言動も変化するようになったという。人とのコミュニケーションが発生する機会の多い旅行・観光ビジネスでも活用はアイディア次第となりそうだ。

なお、2015年6月18日、中国アリババと台湾フォックスコン・テクノロジー・グループ、ソフトバンクの3社によるソフトバンクロボティクスホールディングス社への出資も決定した。各社が145億円ずつ出資を行うことで、ソフトバンクロボティクスホールディングスの発行株式比率は、アリババとフォックスコンがそれぞれ20%、ソフトバンクが60%となる。3社は今後、ペッパーを中心にロボットビジネスのグローバル展開を行っていく考え。

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