JAL、2015年6月は国際線好調、中国線とオセアニア線は2割増

JALの2015年6月の国際線旅客数は、前年比8.0%増の66万7181人と増加。前月と同様に、有効座席キロ(ASK)は前年同月比0.4%増と微増だったものの、有償旅客キロ(RPK)は同7.9%増となり、利用率も前月の77.7%を大きく上回る81.2%となった。

方面別では、中国線が同22.1%増の11万471人と引き続き好調。ASKを同11.5%減とし供給を絞った一方、RPKは同21.8%増となったため、利用率は77.7%となった。このほか、東南アジア線も同16.3%増の26万4669人と好調。太平洋線(同5.5%増の17万2459人)、オセアニア線(同19.2%増の1万2304人)も前月に引き続き伸びた。

一方、韓国線は同28.7%減の4万647人。減少幅は前月からさらに拡大。ASKを同20.8%減と大きく絞ったものの、RPKは同27.3%減とさらに落ち込み、利用率は66%にまで下落した。また、欧州線も同3.5%減の5万3950人と前年割れ。グアム線は同0.9%減の1万2488人となったものの、利用率は87.8%となり、全方面で最も高い数字を残した。

国内線の旅客数は同0.7%減の252万1447人。ASKの同0.7%増に対し、RPKが同1.3%減となり、利用率は63.4%となった。

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