観光庁、テーマ別観光の地方誘客事業で7テーマ選定、街道観光や酒蔵ツーリズムなど

観光庁は2016年度から取り組みを開始した「テーマ別観光による地方誘客事業」で、7件の対象事業を選定した。

テーマ別観光とは、共通の観光資源などを目当てに観光客が全国各地を訪れる観光のこと。観光庁では、テーマ別観光による地方への誘客を目的にモデルケースの形成を促進し、複数地域のネットワーク形成や課題・成功事例の共有による効果的な観光振興の支援事業を開始。2016年度は予算額7000万円を充てている。

今回選定した7つの事業は以下の通り。5月11日~6月9日まで公募した対象事業54件の中から選定した。今後、選定されたネットワーク組織が行なう共同プロモーションやマーケティング、周遊プランの制作などの必要経費を観光庁が支援する。

【2016年度のテーマ別観光による地方誘客事業の7事業】

※テーマ:協議会名(/協議会の代表者

  • エコツーリズム:エコツーリズム地域推進協議会(予定)/NPO法人日本エコツーリズム協会
  • 街道観光:街道観光推進会議(日本歴史街道ネットワーク)(予定)/NPO法人全国街道交流会議)
  • 近代建築ツーリズム:近代建築ツーリズムネットワーク(予定)/青森県弘前市)
  • 酒蔵ツーリズム:酒蔵ツーリズム推進協議会(予定)/アサツー・ディ・ケイ
  • 社寺観光 巡礼の旅:社寺観光地域連携協議会(予定)/全日本社寺観光連盟)
  • 明治日本の産業革命遺産:明治日本の産業革命遺産世界遺産ルート推進協議会(予定)/産業遺産国民会議)
  • ロケツーリズム:ロケツーリズム協議会(予定)/地域活性プランニング

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