現地ツアーの老舗旅行会社が日本参入、英「トップデック」が日本語サイト開設、アジアからの集客拡大へ

英国に本社を置き、18歳~39歳を対象に、専用バスで現地周遊ツアーを実施するトップデックが日本語公式サイトをオープンし、日本市場に参入した。1973年創業の同社は、世界各国からの参加者とともに1週間~1か月程度の旅行を行なう現地ツアーバスの分野で歴史の長い旅行会社。現在、欧州、北米、アジア、豪州、駐豪・アフリカ地域でツアーを実施し、英語圏を中心に世界各国から年間4万人を集客している。

同社日本事務所によると、近年は英語圏以外の参加者が増加傾向にあり、今後はアジア市場からの集客拡大を図るという。なかでも、世界各国の参加者との旅行で実践的な英語学習の効果が見込めることから、英語学習への関心の高い日本を大きなマーケットとして見込む。日本事務所は、昨年7月1日から国内で広報代理を行うアビアレップス社と業務提携した。その後、簡易版日本語サイトの開設とあわせて10月1日に日本事務所の運用を開始。現在は消費者対応のほか、旅行会社への営業、広報、プロモーション業務を行なっている。

なお、日本事務所は現在のところ問い合わせへの対応を行なうヘルプデスクとしての機能。日本語サイトでのツアー販売は、予約時には英本国のサイトに遷移、英国本社が定める旅行条件での契約となる。トップデック日本事務所によると、今年中旬頃にはシステム変更の予定があるという。

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