京都をめぐるバスで会席料理も楽しむ「レストランバス」、ランチとディナーで通年運行へ

高速バスや観光バスを運行するウィラーは、2018年8月3日から京都でのレストランバスを通年運行で開始する。

レストランバスは、「絶景を楽しみながら地方の旬な食材を味わう」をコンセプトにしており、これまで新潟や北海道、沖縄などで、期間限定で運行。通年運行は今回の京都が初めて。

京都では2018年1月から期間限定の試験運行を実施。その評価を得て、今回の通年運航に繋がった。レストランバス初の通年運行は、京都の四季を楽しめるようにしたもの。車内で提供する料理は、京料理・泉仙の総料理長を務めた峪氏が監修し、京野菜を使用した季節ごとに品書きが変わるランチコースとディナーコースを用意した。

このほか、バス車体は京都の景観に合わせた外装や、老舗料亭をイメージした石造り風の入り口、各席に置いた行燈など、和のデザインを取り入れた。また運行コースは観光ガイドの同行のもと、ランチコースの場合は川端通りや今出川通り、ふしはら堤などを通りながら、京都御苑や北野天満宮、嵐山、東本願寺、京都タワーを訪れる。各コースでは、昼の嵐山や清水寺のライトアップ(時期による)の散策時間も盛り込んだ。

料金は、ランチコースが6800円~8200円、ディナーコースが8600円~1万500円で、座席によって異なる。バスの定員は25名。運行日は水、金、土、日の週4日で、祝日も運行する(催行曜日が変更になる月もある)。

発表資料より

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