オーストラリア、海外旅行者の受入れは来年から、まずは技能者と留学生を優先、豪国民の海外渡航は11月解禁

オーストラリアのモリソン首相は2021年10月5日、海外旅行者の受け入れは来年まで行わず、再開後は技能者や留学生の受け入れを優先する考えを明らかにした。一方、ワクチン接種を完了したオーストラリア国民および永住者の海外渡航は11月から認める。

昨年のオーストラリアへの移民数は、第二次世界大戦以降最低。特に、留学生の学費に大きく依存している教育機関は壊滅的な打撃を受けている。

ワクチン接種では、ニューサウスウェールズ州が他州よりも進んでおり、シドニー空港はまもなくワクチン接種を完了した旅行者に限り利用を再開する予定だ。

カンタス航空は11月14日から国際線を再開。まず、シドニー/ロンドン線とシドニー/ロサンゼル線でそれぞれ週3便で運航を開始する。ただし、オーストラリア入国後は、到着後7日間の自主隔離が義務付けられる。

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