なぜ多くのウェブサイトが中国から閲覧できないのか? 100サイト調査でわかった3つのポイント(PR) 

インバウンドを獲得するのに不可欠な多言語ウェブサイト。特に、コロナ禍で海外との往来が難しい現在、ウェブサイトを通じた情報発信は、アフターコロナの商戦をひと足早く勝ち抜く大きなカギとなる。一方で、多言語ウェブサイトの中でもかなり特殊なのが、独自のネット環境を持つ中国向けのウェブサイトだ。

内閣府や京都市をはじめ、官公庁や全国の観光協会・自治体を中心に多くの多言語ウェブサイトを制作・運営するデイアライブは、全国の観光関連の簡体字ウェブサイト100サイトを対象に、中国からの閲覧状況について調査を実施した。その結果を踏まえ、中国市場向けのサイト構築に関する対策を解説する。

※この記事は、株式会社デイアライブの執筆による寄稿ゲストコラムです。

中国のウェブページ表示にかかる平均時間は、国内からのアクセスと比べて約5倍

私たち、デイアライブは、全国の観光協会・自治体を中心に40地域以上、250以上の企業・団体の多言語ウェブサイトを制作・運営してきた。そのなかで、いつも課題となっていたのが中国向けの閲覧対策だ。理想は中国のドメインでICP認証※1を取得したウェブサイトを中国内のサーバーに構築し、かつ中国インターネット事情に精通した人材が運用することだが、予算やスケジュール上難しい面も多く、制作した質の高いコンテンツが届きにくい現状があった。

※1 ICP認証制度:中国国内のサーバーから発信するすべてのウェブサイトに義務づけられている登録制度。中国現地企業のみが申請できる。

実際、ウェブサイトの運営者へヒアリングすると、大市場である中国からのアクセスは獲得したいが、やむなく中国向けのウェブサイトはタビナカに割り切っているという声や、そもそも中国からの閲覧状況が現状どうなっているのか把握する術がないなど、課題の声が多く上がった。

そこで、まずは現状を把握するために、当社が実施した調査では、全国の中国市場向けに発信している簡体字100サイトについて、中国本土および世界からの閲覧状況を3つのポイントから探った。

1. ウェブサイトの各都市からの表示時間(中国主要3都市と東京含む世界5都市を比較)

多くの簡体字ウェブサイトが、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)※2を導入しているか否かに関係なく、また、欧米と比較して中国は物理的に近いにもかかわらず、アクセスしたユーザーに表示されるまでにかなり長い時間を要している。

※2 CDN:ウェブ上で送受信されるコンテンツをインターネット上で効率的に配送するために構築されたネットワーク。

簡体字ウェブサイトの各都市からの表示時間

2. 表示されたウェブサイトのコンテンツ量(中国主要3都市と東京含む世界5都市を比較)

データ量が小さい=表示されないコンテンツが多いこと。すなわち、時間を要して表示されても、画像が表示されていないなど、ウェブサイトの情報が欠落したものとなっている。

簡体字ウェブサイトの都市別データ読み込み量

3. 中国主要検索エンジンに登録されているページ数(Googleとの比較)

Baidu(百度/バイドゥ)検索に登録されているページ数がGoogleと比較し30%以下のウェブサイトが77%に上る。

中国主要検索エンジンへの登録ページ数のデータ

中国向けウェブサイトにできる3つの対策

上記から、中国向けウェブサイトを制作する場合、一般的なCDN対策では不十分なのは明らか。もっとも、今回の調査対象である100サイトは、いずれも中国語に翻訳したネイティブ目線の質の高いコンテンツを掲載しているため、これらの課題に沿って対策を行えばより多くのユーザーを獲得できる。私たちが提案する対策は、下記の3つのポイントだ。

ポイント1 中国への配信に適したCDNを採用する

上述のように、特殊なインターネット事情の中国向けのウェブサイトは、欧米企業が提供する一般的なCDNでは効果の最大化を図ることができない。中国への配信に適したCDNを採用することで、ウェブサイトの表示速度の高速化を図る。

ポイント2 ソースコードを最適化する

今回の調査では、多くのウェブサイトに中国の閲覧規制に影響するコードが散見された。また、Google Fontsなど悪影響を与えかねない要素も確認された。これらリンクやコードがウェブサイト上にあると、表示速度が大幅に遅くなったり、表示されても一部情報が欠落した不完全なページになったりするため、ソースコードの最適化で改善に導く。

ポイント3 検閲対象ワードの排除

中国では多くの文言がインターネット上で制限されている。万が一、これらのワードが含まれていた場合、サイトへのアクセスそのものがブロックされるリスクもある。できるかぎり、検閲対象ワードを排除することで、Baidu、360捜索など中国の主要検索エンジンに登録されているページ数を増やす。検閲対象ワードのチェックやアラート表示などを行うサービスの導入も一案だ。

これらの対策を行うためには、現状の簡体字ウェブサイトにどのような課題点があるのか把握することが必要になる。多言語サイト構築に精通する当社は、所有するウェブサイトのパフォーマンスが分かる詳細レポートを提供している。レポートに含まれる内容は下記のとおり。

  1. 中国主要4都市(北京・上海・広州・成都)を含む、世界18カ所からアクセスした際のウェブサイトの表示速度レポート
  2. ウェブサイトの十数ページのサンプルの中から、中国からのアクセス時に悪影響のある潜在的なソース調査レポート(リソースタイプ/3段階のリスクレベル/影響を受けるページ数)
  3. 中国主要3都市(北京・上海・広州)で表示されるページのデータ量/ローディングタイム/タイプ別の読み込み時間
  4. ウェブサイトの中国主要検索エンジンの登録ページ数(Googleとの比較)
  5. ウェブサイトを最適化した場合の効果シミュレーション(サンプル1ページでシミュレーション)

世界18カ所からアクセスした際のウェブサイトの表示速度スピード

中国からのアクセス時に悪影響のある潜在的なリソース

中国主要検索エンジンの登録ページ数(Googleとの比較)

特別価格(税込み)

55,000円 → 22,000円(特別価格期間:2021年10月5日~11月5日)

上記は、今回紹介したパフォーマンス詳細レポートを特別価格で提供するもの。レポートや本記事内容に関する問い合わせは以下。なお、詳細レポートは調査できる数に限りがあるため、先着20サイトとなる。

※対象者はウェブサイト所有者に限定。制作会社、代理店は対象外。

申し込みフォーム ⇒ https://dayalive.jp/cnreport-inquiry/

※この記事は、株式会社デイアライブの執筆による寄稿ゲストコラムです。

広告:デイアライブ

お問い合わせ(メール):contact@dayalive.jp

記事:トラベルボイス企画部

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