関空3空港、カーボン認証プログラムでレベル4取得、環境配慮の事業者が空港事業に参画できる枠組みを検討

関西エアポートグループは、2021年11月、関西国際空港、大阪国際空港(伊丹)、神戸空港の3空港が空港カーボン認証プログラムのレベル4(Transformation)を取得した。レベル4の取得は国内の空港としては初めて。

温室効果ガスの排出を2050年までに実質ゼロとする長期目標を「関西エアポート環境宣言」として公約したほか、空港関連事業者で構成される「エアポート環境推進協議会」で確認した、日本政府の掲げる温室効果ガス削減の中長期目標の実現に向けて取り組んでいく方針が評価された。今後も、環境に配慮した事業者が空港事業に参画できる枠組みも検討する。

空港カーボン認証は、2009 年に国際空港評議会によって作られたプログラム。認証空港は2021年9月末時点で世界353 空港に上る。なお、レベル4は全6段階のうち上から2番目にあたり、絶対的CO2排出量の削減を達成するため、空港運営の変革と空港関連事業者の関与強化が認定の要件とされる。

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