【年頭所感】ANAあきんど社長 高橋誠一氏 ―新しい需要の拡大、地域への愛着を掻き立て地域経済に貢献

ANAあきんどの代表取締役社長である高橋誠一氏が、2022年を迎えるにあたって年頭所感を発表した。

高橋氏は昨年、厳しい環境下でも様々な可能性を感じたと振り返り、2022年は新しい働き方や密を回避したレジャーなどコロナ禍で生まれた新しい動きを育てていくと言及。地域やパートナーとともに地域の魅力を発信し、ふるさとのような愛着を感じてもらうことで関係人口や交流人口の拡大を図る意欲を示した。社名の「あきんど」に込めた「三方よし」の精神で、新しい価値づくりに挑戦するとしている。

発表された内容は以下のとおり。原文のまま掲載する。


2022年 年頭所感 -でかけよう日本-

新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

新型コロナウイルス感染症により、人々の生活や経済活動に対して大きな影響が続いております。罹患された方とそのご家族に対して心よりお見舞い申し上げるとともに、ワクチン接種をはじめ、最前線で対応されている医療従事者、関係者の皆様に深く敬意を表するとともに感謝申し上げます。

ANAセールス株式会社からANAあきんど株式会社に生まれ変わり、今年は2年目となります。新しい社名にも馴染みをもっていただけていると感じております。

ANAあきんどは、航空券をはじめとしたANAグループの商材を取り扱い、ANAグループの地域窓口として地域経済に貢献してまいるべく、昨年4月にスタートいたしました。大変厳しい事業環境でありましたが、人流・物流・文化交流など幅広い動きの中に、様々な可能性が横たわっていることを感じた初年度でもありました。

ワクチン接種の進展や感染対策の継続的な励行に伴い新型コロナウイルス感染者数は減少しております。変異株の登場など紆余曲折は経ながらも、2022年は、人々の移動が回復に向かい、また経済活動が活発化していくことが期待されます。

ANAのホームページでは、全国の知事や市長の皆様から地元への歓迎メッセージをお寄せいただき、掲載いたしております。地域の皆様とともに、あんしん安全のご旅行を訴求し、確かな需要回復につなげてまいります。

コロナ禍において、テレワークやオンライン会議など新しい働き方が定着しつつある一方、ワーケーションや二拠点居住など地方分散化や、密を回避したアウトドアレジャーの拡大などの新しい動きが見受けられます。2022年は、このような動きを育て、地域の皆様、パートナーの皆様とともに、新しい需要の拡大にも力を入れてまいりたいと思います。地域のPRや、地域産品の販路拡大、ふるさと納税など、地域の魅力を発信し、そしてふるさとのように愛着を抱いていただくことで、関係人口、交流人口の拡大につなげてまいる所存です。

ANAあきんどは、「あきんど」という社名に込めた「三方よし」の精神で、今年も新しい価値づくりに挑戦していきます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ANAあきんど株式会社

代表取締役社長 高橋誠一

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