京都・大谷大学、「祇園祭ごみゼロ大作戦」に全面協力、地域課題解決に向け学生150名が参加へ

大谷大学(京都市北区)が「祇園祭ごみゼロ大作戦2022」の実施に全面協力する。祇園祭の前祭宵山期間である2022年7月15・16日に約150名の学生が参加。祇園祭は3年ぶりの本格開催で多くの人出が予想されるなか、学生が主体となって積極的に活動する。

「祇園祭ごみゼロ大作戦」は、NPO法人地域環境デザイン研究所ecotone、京都市、ごみ収集業者組合。露天商組合などの協働により2014年から活動がスタートしたプロジェクト。約2000名のボランティアスタッフが参加し、ごみ分別の呼びかけ、リユース食器への切り替えの推進、回収拠点エコステーションの設置など、ごみの減量に取り組んでいる。

大谷大学は「祇園ごみゼロ大作戦」に参加する授業も設置。祇園祭の歴史、ごみ問題、環境問題にかかわる国内外の市民活動の実例などを学び、実際に参加した感想や改善案をレポートにまとめて発表するなど、環境活動や地域保全活動に取り組むカリキュラムをおこなっている。

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