京都市、人口減少対策で官民連携の「京都市移住・定住応援団」プロジェクトを推進、関係人口の取り組みも

京都市はこのほど、「京都市移住・定住応援団」キックオフイベントを開催し、今後の人口減少対策の方針を公表した。京都市では、ライフステージが変化する時期の若い世代の市外への転出や少子化によって人口減少が課題となっており、都市の成長戦略上の重要課題として、人口減少対策に取り組んでいる。

今年度、人口戦略担当を庁内に新設し、関係部署と「人口減少対策推進タスクフォース」を立ち上げ、全庁的な対応を推進。若者・子育て世代を惹きつける住まい・仕事・子育てなど総合的な対策を進め、今後、具体策を「人口戦略アクション」として取りまとめる。

また、子育て支援として、「はぐくみアクション」「こどもまんなか」の実践を推進。京都市の移住・定住促進の取り組みに賛同する企業・団体などを「京都市移住・定住応援団」として登録し、応援団同士や市との連携を加速させる「共創のプラットフォーム“京CLASS”」 を構築する。

京都市移住・定住応援団の活動では現在、東山区で「お試し居住」として「UPCYCLE LIFE HIGASHIYAMAプロジェクト」が展開されている。また、北区では新大宮商店街周辺(通称:むらさきエリア)の公園・商店街・シェアハウスなどを中心に循環型関係人口の創出に取り組み、左京区では都市開発やシェアリングサービスを通じて、 移住・定住者と仕事や地域コミュニティを連動させる活動が進められている。

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