米エクスペディア、米国の旅行需要停滞で売上高の伸び鈍化、予約総額も4%増にとどまる ー2025年第1四半期

世界大手OTAエクスペディア・グループは、2025年第1四半期(2025年1月~3月)の営業実績を発表した。それによると、利益は前年同期を大きく上回ったものの、米国の旅行需要が弱まっていることが影響し、売上高は前年同期比3%増の29.8億ドル(約4321億円)にとどまった。ロイター通信によると、これはウォール街のアナリストが当初予想していた30.1億ドル(約4365億円)を下回るという。

予約の伸びも鈍く、ホテル予約数は同6%増の1億770万泊、予約総額は同4%増の314.5億ドル(約4.6兆円)にとどまった。

調整後EBITDAは、同16%増の2億9600万ドル(約429億円)、調整後純利益は同81%増の5300万ドル(約77億円)と増益。

同グループのアリアン・ゴリンCEOは、「利益は予想を大きく上回り、戦略的優先事項の達成に向けて大きく前進した。今後は、売上高の成長と利益率の拡大を継続することに注力していく」とコメントしている。

※ドル円換算は1ドル145円でトラベルボイス編集部が算出

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