
JTBとブロックチェーンを軸に事業支援を手がけるLEAPS社は、2025年秋に世界の富裕層向けの新サイト「anyBOUND」を立ち上げる。希少な体験コンテンツを求める富裕層向けに「今までにない新しい旅行提案の形、新しい購入・決済の形」を実現するため、ブロックチェーン技術を活用し、新サイトを開発する。
具体的に企画している開発は、日本人の国内・海外旅行、訪日旅行といった方向が決まった形態ではなく、発着の縛りがない現地集合・解散をメインにしたコンテンツ販売。また、酒樽の権利販売など世界の希少コンテンツの掘り起こし、ブロックチェーン技術を利用したトークン経済の販売スキームを構築する。Web3コンサルティングのPacific Metaとも共創する。
新サイト「anyBOUND」の構築に向けて、現地集合・解散を含め、前後の移動や宿泊などをオーダーメード販売する世界発・世界着でのボーダレスなオペレーションスキームの開発を進める。また、クレジットカードといった従来の決済だけでなく、暗号通貨(ETH、USDC)による決済、旅行を申し込める権利や物理的なモノの所有権をNFT化して販売するなど新たな手法の導入を検討する。
新サイトを通じて世界発・世界着で人流を創出し、日本では主に訪日インバウンド市場の強化で地方自治体、DMO、企業などと連携したい考えだ。5月29日には、サービス全体の紹介と特典の付く事前登録フォームを実装したティーザーサイトを公開した。