
JTBは2025年5月22日から、国内最大級のクラウドファンディングサイトを運営するCAMPFIREと新サービス「JTBクラウドファンディング」を開始した。「旅したい、まちと未来がみつかる」をコンセプトに、CAMPFIREのサイト上でサービス提供。観光、地域振興、文化、教育、スポーツ、エンタメ、行政分野など幅広い分野の新しい挑戦、交流創造、社会や業界の課題解決のサポートに取り組む。
JTBの旅行業における経験とネットワーク、CAMPFIREのクラウドファンディングプラットフォームの運営ノウハウを融合し、プロデュース・コンサルティング支援を通じて新たな交流創造を目指す。人だけなく、地域などをさまざまな形でつないでいきたい考え。具体的な例として、文化財保護の資金確保、新規施設のPR、団体・企業イベントの地域での実施などを挙げている。
プロジェクト起案者とともに、JTBならではの交流体験とCAMPFIREの支援ノウハウを提供するほか、旅行者の旅の感動が増幅する仕組みづくり、両社による伴走支援などのサービスを提供する。事業に関しては、JTB がCAMPFIREと業務提携契約を締結し、旅先の魅力や事業者の潜在的ニーズなどをプロジェクトのリターンとして設計することで、「計画か ら始まる従来の旅」の概念を変革し、「支援から始まる新しい旅のカタチ」を提案したいとしている。
事業スキームのイメージ:報道資料より