
LINEヤフーは、大阪関西万博で現在の人気のパビリオンや今後人気が高まりそうなパビリオンの傾向を明らかにした。Yahoo! JAPANの検索データを分析したもの。同社では、その示唆をレポート機能や分析ツールで提供している。
まず、「パビリオン」を含む検索キーワードランキングでトップとなったのは「大阪ヘルスケアパビリオン」。現在の自分の体のデータを計測し、未来の自分の姿に出会うことができる「リボーン体験」や「モンスターハンター」の世界に飛び込めるアトラクションなど様々な体験ができることが背景にあるとしている。
このほか、海外パピリオンでは、クウェート、アラブ首長国連邦、ハンガリー、イタリア、ルクセンブルク、アメリカ、オランダがトップ15に入った。
ヘルスケアパビリオン内部/撮影:トラベルボイス編集部
また、検索数が上昇しているキーワードや、これから上昇しそうなキーワードを「パビリオン」含むキーワードに絞って分析した。対象は2025年6月15日を基準日として過去三ヶ月間の検索データ。
それによると、6月15日時点で最もネクストブレイクに近いとされているのが「カタール・パビリオン」だった。無料のヘナタトゥーが特に人気で「カタール・パビリオン」と一緒に検索されたキーワードランキングを見てみても、3位に「カタールパビリオン ヘナタトゥー」が検索されている。
次が「アイルランド・パビリオン」。一緒に検索された第二キーワードとして「整理券」の検索が伸びた。毎日館内のステージで、音楽の生演奏が披露される時間帯があり、SNSなどでも評判となり、入場整理券が争奪戦になっている。
このほか、検索トレンドからリピーターの傾向も分析。検索キーワードの特徴を見ると、2回以上の来場では、スタンプ関連の検索が多く、スタンプラリーが来場の目的の一つとして重要な役割を果たしていることがわかった。