
東南アジア最大級のOTAトラベロカ(Traveloka)は、キャッシュレス決済プラットフォームなど展開するネットスターズ社と戦略的提携を結んだ。トラベロカは、ネットスターズが提供するホテル向け決済プラットフォームサービス「StarPay-Biz for Hotel」を導入する。
これにより、宿泊施設はトラベロカとの取引精算をバーチャルカード番号(VCN)による法人決済で対応・処理ができるようになる。
具体的には、旅行者の予約・チェックアウト情報をもとにトラベロカがVCNを発行。その後、宿泊施設が「StarPay-Biz for Hotel」が提供する管理画面からVCNによる決済処理をおこなう。その際、番号入力などの手作業が不要で管理画面の確認のみで支払いをおこなう流れとなり、人為的なミスを削減し、業務効率化を促進する。
VCNとは法人向けクレジットカード(パーチェシング・カード)を親番号として発行されるバーチャル子番号。親番号の与信枠の範囲内で、用途別に1回の取引だけ、あるいは決められた回数や期間のみ利用できるように複数発行できるもので、ひとつのVCNに対して「利用可能額」や「利用期間」など、利用の制限や条件を設定することができる。