札幌コンベンションセンター、国際的ビル評価で「ゴールド」レベル認証、環境対策で高い評価

北海道・札幌コンベンションセンター は、国際的なグリーンビルディング評価システムであるLEED (Leadership in Energy and Environmental Design) の「既存建築物:運用・保守(LEED O+M)」で、「ゴールド」レベルの認証を取得した。日本の既存MICE施設がLEED認証のゴールドを取得するのは初めて。

LEEDは、 米国の非営利団体U.S.Green Building Council(USGBC)が開発・運用する、世界で最も広く普及しているグリーンビルディング認証システム。建物の環境性能を総合的に評価し、その達成度に応じて「標準認証」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の4段階評価がある。O+Mは、複数あるカテゴリーのうち、既存建物の運用・維持管理段階(Operations and Maintenance)に焦点を当てたもの。

札幌コンベンションセンターは、持続可能な社会の実現に貢献するため、太陽光発電設備の設置や再生可能エネルギー100%電力の導入を進めてきた。また、高効率空調設備の導入や、LED照明への全面的な切り替えなどにより、大幅なエネルギー消費量の削減を実現。節水型トイレや給水システムの最適化によって水資源の有効活用を推進しているほか、廃棄物の分別・リサイクルを徹底している。

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