ラッフルズ・ホテル、伝統カクテルを現代嗜好に、ノンアル版「シンガポール・スリング・ゼロ」提供へ

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シンガポールの代表的高級ホテル「ラッフルズ・ホテル」は、同ホテル内のロングバーで生まれた名作カクテルをノンアルコールで再現した「シンガポール・スリング・ゼロ」を発売した。健康意識の高まりやアルコールを控えるライフスタイルに対応し、元となったオリジナルカクテル誕生の背景にある「誰もが楽しめる(インクルーシブ)」精神を、現代の嗜好に合わせて受け継いだ。

オリジナル版のシンガポール・スリングは1915年、バーテンダーのニャム・トン・ブーン氏が考案。フルーツジュースのような見た目で、当時は公の場での飲酒が好ましくないとされていた女性でも、周囲を気にせず楽しめる飲み物として普及した。

今回の新作は、タンカレー 0.0%をベースに、特製グレナデンシロップ、パイナップルジュース、ライムジュース、シンガポール・スリング・ティーをブレンド。シナモンやブラックカルダモン、ナツメグなどを48時間漬け込んだ自家製スパイス「チンキ」を加え、オリジナル版の複雑で香り高い風味を表現した。

2026年6月27日から、ロング・バーのレギュラーメニューとして提供している。価格は1杯38シンガポールドル(税・サービス料別)。

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