LINEヤフー、AIエージェントを10倍量産体制へ、タスク機能を本格拡充、旅行領域では海外旅行特化型も

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LINEヤフーは、2026年4月から提供を開始した「Agent i」について、新たにAIエージェントのプロトタイプ8種を報道陣に公開した。新たに加わったのは「カレンダー」「トーク/アルバム動画」「ペットライフ」「スクショ管理」「目覚まし」「情報自動追跡」「ショート動画作成」「WEB操作ガイド」。2026年度中に一般向けに順次提供を開始していく。

「Agent i」は、「LINE」と「Yahoo! JAPAN」の両サービスからワンタップでシームレスにアクセスできるAIエージェントの同社ブランド。ユーザーとの対話を通じた疑問解決や提案をおこなう機能で、旅行領域では、観光モデルコースやおでかけプランを手軽に作成できる「おでかけ」の提供をすでに開始している。発表会見で、上級執行役員 AI Agent統括SBUリードの葭沢光伸氏は、「今後、海外旅行のニーズに特化したエージェントを提供していく」計画も明らかにした。

「Agent i」の領域は、提供開始時の7領域から、この4カ月間で約4倍の累計27領域に拡大。また、1日あたりの延べ利用者数は1200万に達しているという。

今回発表された8種類のプロトタイプは2026年度中に順次提供葭沢氏は「Agent iに何かを質問した際、基本的にAgent iがこの様々なユーザーの質問の意図を読み取って、無数の領域エージェントに接続していく。この領域エージェントの質や量を大きく向上させていくことがユーザー体験の向上のポイント」と話し、将来的には数万規模の領域エージェントを目指す考えを示した。

今後の予定としては、2026年10月までに領域エージェントを累計40領域へ拡大する。さらに、2026年10月には「Agent i」を独立した単独アプリとしてリリースし、2026年秋以降にはユーザーの利便性をより一層高める「タスク機能」を本格拡充することも明らかにした。

Agent iの今後の計画について説明する葭沢氏

AI駆動型組織の枠組みを拡大、10倍量産体制へ

また、CPOの慎ジュンホ氏が今後の開発組織の方針を発表した。AI駆動型の開発体制移行と開発プロセスの変革によって、プロトタイプの開発スピードが従来型の最短3ヶ月から1.5ヶ月に大幅に短縮したという。その枠組みを全社に広げるため、「全社横断タスクフォース」を9月1日より本格稼働させ、10倍の量産体制を構築していく。

慎氏はこのタスクフォースのトップに就任。天気やトレンドを扱う「情報収集 WG」、イベントやおトク情報を扱う「おでかけ WG」など約20のワーキンググループ(WG)を設置し、全社の最注力戦略として、各ドメインから必要な人材を集め、開発を強力に推進していく方針を明らかにした。

慎氏はAgent iの開発体制の強化を説明

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