2012年の国際会議件数は2337件で2割増、都市別の首位は東京、2位は福岡

日本政府観光局（JNTO）は、2012年に日本で開催された国際会議の件数を発表した。発表によると、2012年の国際会議開催件数は、前年比 23.5％増（445 件増）の 2337 件。そこに参加した外国人参加者数は、前年比 70.9％増（6万5121 人増）の 15万6914 人だった。これは、過去10年で最多の件数で、JNTOは「東日本大震災からの回復顕著」としている。

＊最下段に開催件数の都市別ランキングを掲載。

発表された 開催件数は 2011 年の東日本大震災による落ち込みから回復、2010年実績と比較しても8.2％増となった。都市別の開催件数は、1 位が東京23 区で500 件、2位は福岡市で252 件、3位は京都市で196 件。JNTOは、この結果について観光庁やJNTOが続けてきた正確な情報の発信、会議主催者への支援レター、各都市の誘致活動の強化などが功を奏したとしている。

2013年に東京オリンピック・パラリンピックの招致成功して以降、大型国際会議の開催が連続して決定しており、今後も大きな伸びが期待される。

JNTO資料より

JNTO資料より

【開催都市ランキング（2012年）】　＊カッコ内は件数

1. 東京23区（500）
2. 福岡市（252）
3. 京都市（196）
4. 横浜市（191）
5. 大阪市（140）
6. 名古屋市（126）
7. 千里地区（113）
8. 神戸市（92）
9. 仙台市（81）
10. 札幌市（619）