アエロメヒコ航空、日本企業が多数進出するグアナファト州からの帰国便で利便性向上

アエロメヒコ航空(AM)は、2014年4月からレオン/ティファナ線を開設した。週4便(木・金・土・月)で運航するもので、このフライトを利用することで日本から成田への帰国便がスムーズな乗継ぎが可能だ。

現在、運航しているメキシコシティ/成田線(AM58)は、給油ためにティファナ経由をする必要があるが、新しいレオン/ティファナ線を利用することで、日本企業が多く進出しているグアナファト州レオンからティファナへ直接飛び、成田線に乗り継ぐ無駄のないスケジュールを組むことができるようになった。なお、グアナファト州はホンダ、マツダなどの自動車産業を中心とした産業の集積地。2014年10月にはセルバンティーノ国際芸術祭で日本が特別招待国となっており経済での交流が活発な地域だ。

ビジネス需要が高い成田路線は、アエロメヒコ航空にとって「重要な路線」。同社インターナショナル・セールス部門シニア・バイス・プレジデントのマリオ A・ロサス・マルティネス氏は、2014年5月にトラベルボイスのインタビューに答え、メキシコシティ/成田線(復路)がティファナ経由で給油をしている現状について、一刻も早くノンストップ便に切り替えたい方針を明らかにしている。

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