世界40カ国の検索エンジン利用シェア、各国の圧倒的1位はグーグル、中国はバイドゥ(百度)が約6割 ―アウンコンサルティング調べ

アウンコンサルティングは、世界40カ国を対象にPCやモバイルで利用されている検索エンジンのシェアについて調査を行った。それによると、日本をはじめ多くの国でグーグル社の「Google」が圧倒的な強さを見せており、マイクロソフト社の「Bing」は1割を切ることが多いながらも安定して2位にランクされる傾向が明らかになった。

調査対象は、アジア16カ国、オセアニア2カ国、北アメリカ3カ国、南アメリカ2カ国、ヨーロッパ14カ国、アフリカ3カ国の計40カ国・地域。2014年8月の同行を調査した。集計対象となる検索エンジンとは、検索クエリを提供する会社やブランドで検索エンジンを活用しているポータルサイトは含まれていない。そのため、日本ではGoogleの検索エンジンを採用している「Yahoo!JAPAN」が「Google」としてカウントされている。

この結果、日本での利用シェアは、1位「Google」がPCで95.21%、モバイルで99.06%。2位「Bing」がPCで4.01%、モバイルで0.72%となっている。

一方、韓国では「Naver(ネイバー)」と「Daum(ダウム)」、中国では「Baidu(バイドゥ)」「360Search」「Sogou Search(ソゥゴゥ)」などが首位にランクされ、他国と傾向が異なることが鮮明に。ロシアでは「YANDEX RU(ヤンデクス)」が1位「Google」に追いつく勢いでシェアを伸ばしていることも特徴だ。

発表されたアジア地域各国の主な結果は以下のとおり。

アウンコンサルティング資料より

(トラベルボイス編集部)

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