比較グラフでみる旅行会社トップ5社、外国人旅行ではHISと日本旅行が5割増 ―2014年9月主要50社実績より

観光庁は、主要旅行業者50社の旅行取扱状況速報(2014年9月分)を発表した。それによると、海外、国内、外国人旅行を合わせた総取扱額は、前年比3.2%増の5704億5108万円となった。海外旅行の取扱額は前年比4.1%増の2129億8763万円、国内旅行は同2.0%増の3486億5845万円。いずれも8月から引き続き台風によるフライトへの影響を懸念した直前キャンセルが相次いだことが理由という。一方外国人による訪日旅行では、ビザ緩和策が東南アジアからの旅行者増に寄与し、同38.4%増の88億500万円と堅調な伸びを示した。

旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱額では、海外旅行が同0.3%増の711億1550万円、国内旅行が同0.6%増の841億3530万円、外国人による訪日旅行が同37.9%増の3億9678万円となった。取扱人数は、海外旅行が同7.8%減の35万1614人、国内旅行が同2.3%減の296万8099人、外国人旅行は同66.1%の大幅増で2万4421人だった。

企業別では、前月と比較して上位5社のラインナップに変化はないが、海外旅行でKNT-CTグループの取扱額が9.2%減と苦戦した一方で、外国人旅行ではHISグループが53.7%増、日本旅行が51.9%増、JTBグループが44.5%増を記録する展開となった。

旅行会社の海外旅行取扱額上位5社の比較グラフは以下のとおり。

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旅行会社の国内旅行取扱額上位5社の比較グラフは以下のとおり。

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旅行会社の訪日旅行取扱額上位5社の比較グラフは以下のとおり。

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(トラベルボイス編集部)

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