ANA、羽田空港で自動手荷物預け機を導入、秋以降には自動チェックイン機で領収書発行も可能に

全日空(NH)は、2015年7月より、羽田空港国内線第2旅客ターミナルにて国内線利用時の快適さ向上をサポートする取り組み「新・搭乗スタイル "ANA FAST TRAVEL"」を展開する。自動手荷物預け機と新・自動チェックイン機の導入、出発カウンターのデザインリニューアルの3点を通じて搭乗者の利便性とわかりやすい動線をサポートしていくもの。

国内初となる自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop サービス」は、2015年7月から登場。これにより、利用者は係員の手を借りることなく手荷物を預けることが可能となる。日本語のほか、英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語での対応を予定。

2015年秋頃に公開予定の新・自動チェックイン機では、これまでよりも大きな画面サイズで、行うべき手続きをわかりやすく案内する。さらに欠航や遅延などの予約変更や払い戻し、チェックイン後の座席変更、領収書の発行、国際線航空券を所持する利用者の国内区間チェックインも行える機能が追加される。

出発カウンターは2016年春ごろにリニューアル予定。目的別にわかりやすいレイアウトを施すと同時に、特定の窓口の混雑をなくして待ち時間の削減にもつなげるものとなる見通しだ。

新しい搭乗スタイル「ANA FAST TRAVEL」では、これらの機能を組み合わせることで、事前にスマートフォンでチェックインを済ませる利用者や、空港でチケットを購入する利用者がより速やかに、よりスムーズに搭乗できる仕組みを提供することになる。利用イメージは以下のとおり。

ANA:報道資料より

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