観光庁、観光振興への貢献を称える「観光庁長官表彰」、熱海市や「ぐるなび」など5件を発表

観光庁はこのほど、国内の観光振興や発展に貢献した個人や団体を称える「観光庁長官表彰」の受賞者を発表した。10回目となる今回の受賞者は5件。

受賞者と功績の概要は以下のとおり。表彰式は2018年10月1日、国土交通省(央合同庁舎2号館15階 暫定会議室)にておこなう。

受賞者(五十音順、敬称略)

  • 熱海市:熱海市観光戦略会議を設置し、官民一体で「オール熱海」で取り組みを進め、宿泊客数の増加に貢献。若年層の新規顧客獲得に成功した。

  • 伊江島観光協会:村おこしの手段として、体験型民泊事業を開始。2017年度には受入実績が村の人口の約4倍に至り、村の一大産業に成長した。

  • 北九州産業観光センター:地域住民や企業が一体となり、北九州の産業観光を持続可能な取り組みとして確立。産業観光来客数の大幅増加につなげた。

  • ぐるなび:グルメ検索サイト「ぐるなび」を通じ、国内飲食店へのインバウンド対応サポートなどを展開。日本の食の認知度向上やインバウンド消費拡大に貢献した。

  • 田辺市熊野ツーリズムビューロー:自らがFITに対応できる着地型旅行業を開業、DMOとして安定運営を実施した。欧米豪からの宿泊者増加や独自の予約システムも実現。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…