神戸観光局、観光事業者の感染防止対策を「見える化」へ、安心安全の旅を発信する「神戸観光モデル」開始

神戸観光局(神戸DMO)は会員施設とともに、安心安全な旅の提供のための感染防止対策「神戸観光モデル」の取り組みを開始した。

緊急事態宣言や休業要請は解除となったが、人々の新型コロナウイルスの感染リスクに対する不安は解消されることはなく、地域全体で感染防止対策に取り組むことが喫緊の課題となっている。また、コロナ禍の4月に実施した神戸観光局の会員に実施した緊急アンケートで、「会員間での情報共有」「地域一体となった打開策」の声が寄せられたことも踏まえ、実施を決定した。

取り組みには市内150以上の宿泊・観光施設などが参画。(1)各施設の感染防止対策の「見える化」と、(2)地域一体となった相互交流研修、の2本が主な内容。これらを推進し、神戸観光の安心・安全を発信していく。

具体的には、(1)は、各施設が神戸観光局のリストで感染防止対策をチェックし、その内容を反映した「取り組み宣言書」を施設内に掲示する。(2)は、感染症の専門家による座学研修と他施設の取り組みを視察する見学会を、7月に実施する予定だ。

神戸観光局モデル参画施設と宣言書(PDF:537KB) 

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