茨城県日立市でAIデマンドサービス開始、利用者の希望を盛り込んだ最適経路案内、バーチャル乗降所を設定

ひたち圏域新モビリティー協議会はこのほど、茨城県日立市大沼エリア/宮田・助川・成沢エリアでAIデマンドサービスの運行を開始した。複数利用者の乗車地点、目的地、乗車時刻に対するリクエストを、AI(人工知能)を利用したダイナミックルーティングで受け取り、希望地点近郊の乗降場所を通るように経路変更し、運行する。従来の固定ダイヤ、固定ルートに比べて大幅な利便性向上を図る。

国土交通省総合政策局モビリティサービス推進課が実施する2020年度日本版MaaS推進・支援事業の支援を受けて、日立市、茨城交通、電鉄タクシー、ナビタイムジャパン、Via Mobility Japan、みちのりホールディングスが実施する。

この事業は、ユーザーの希望を織り込んだ最適経路サービスを実現するのが特徴。バーチャルバス停(標識を置かない乗降場所)を多数設定し、乗客に対しても最も効率的なバーチャルバス停をアプリで案内し、乗り降りしてもらう。

運行期間は2021年7月22日まで。運賃は2km以内が400円、2km超が600円。乗降場所は大沼エリアに約230カ所、宮田・助川・成沢エリアに約350カ所設定する。車両は大沼エリアがセダン型タクシー(定員2名)、宮田・助川・成沢エリアがジャンボタクシー(定員3名)で、「Hitachi MaaS」アプリから検索・予約・発券する。今後も、バスなどの公共交通を補完する末端交通として持続的な可能性を検討する。

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