タイ、低リスク国からの旅行者の隔離を完全免除へ、11月から、出発前と到着後の検査は必要に

タイ政府は、政府が指定する低リスク国からの海外旅行者について、新型コロナウイルスワクチンの接種を完了していれば、2021年11月から入国後の隔離を免除する。プラユット・ジャンオーチャー首相は10月11日行われた会見で、まず最初のグループとして英国、シンガポール、ドイツ、中国、米国などを対象とすると発表した。

日本については言及されていないが、タイの新型コロナウイルス状況管理センターがまもなく対象国を確定する予定。その後、12月1日に対象国を増やし、来年1月1日にさらに拡大する予定。

隔離が免除されても、タイに入国する旅行者は出発前検査による陰性証明の提示と到着後に再度検査を受ける必要がある。

タイは、昨年4月から海外旅行者の受け入れを禁止。それ以降、タイ経済を支えている観光業は大きな打撃を受けてきた。規制は徐々に緩和され、プーケットなどでは限定的な受け入れを開始しているが、バンコクなどでは現在でも夜10時から翌朝4時まで夜間の外出が禁止されている。

また、タイ政府は今年の観光収入を1.5兆バーツ(約5.1兆円)を目指すことを明らかにした。2019年の観光収入は3.4兆パーツ(約11.6兆円)。

タイでワクチン接種を完了した人は、3回目のブースター接種も含めて、現在までのところ約3500万人。政府は今年中に少なくとも6200万人、人口の90%の接種を完了する目標を掲げている。

※バーツ円換算は1バーツ3.4円でトラベルボイス編集部が算出

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