ウーバー、英国で航空券の予約開始へ、米国の有力OTAホッパーとの連携、「価格凍結」やVIPサポートも提供へ

ウーバー(Uber)は、英国でウーバーアプリからフライトを予約できるサービスを今2023年の夏から開始すると発表した。これは、米国の有力OTAであるホッパー(Hopper)との連携で実施するもの。ウーバーは、ライドシェアを含めた旅行サービスの構築を進めている。

今回のフライト予約は、ホッパーのBtoBソリューション「Hopper Cloud」と連携することで実現。ウーバーユーザーも、ホッパーが提供する価格凍結、運航が混乱した際の保証、キャンセル及び変更サービス、VIPサポートを受けることができるようになる。

ウーバーは2022年8月には「Uber Travel」を発表。また、英国でシームレスな旅行サービスを実現する「マルチ・モーダル・ビジョン」を打ち出した。英国ではすでに、テムズ・クリッパーズと「Uberボート(船)」、ナショナル・レイルウェイ・ネットワークと国内鉄道、ユーロスター、ナショナル・エクスプレスとバスで連携。ライドシェアに加えて、全国展開するレンタカーの予約も可能になっている。

このほか、ウーバーは、旅行需要が回復する中、ライドシェアで空港送迎機能も拡充。世界の数カ所の混雑空港で乗車ポイントをわかりやすく説明するマップとガイドの提供も始めた。

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