肩にのせたロボットが日本橋をガイドするツアー開始、遠隔地からリアルタイムでコミュニケーション、三井不動産らが展開

三井不動産とオリィ研究所は、日本橋エリアで分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を活用した新たな観光体験「OriHime日本橋ガイドツアー」を開始した。「OriHime」は、遠隔地にいるパイロット(操作者)がロボットを介してその場に「分身」のように存在し、リアルタイムで会話やしぐさを交えながらコミュニケーションできる遠隔操作型ロボット。

「OriHime日本橋ガイドツアー」では、参加者が肩に乗せた「OriHime」を通じてパイロットと目線を共有し、会話をしながら歩くことで臨場感のある観光体験を可能とする。英語でのガイドにも対応する。

コースは、オリィ研究所が運営する「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」を出発し、福徳神社などの日本橋の名所での観光や、日本橋ならではの老舗商店での買い物を案内する。

オリィ研究所は、2009年から移動困難者の孤独の問題解決を目指し、「もう一つの身体」として機能する分身ロボットを提唱し、コミュニケーションテクノロジーの研究開発を進めてきた。

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