新潟県・妙高に高級ホテル「シックスセンシズ」進出、全57室の客室とレジデンスを開発、2026年4月着工へ

高級ホテルブランドとして知られるシックスセンシズ(Six Senses)が、妙高杉ノ原スキーリゾートで山岳リゾートホテルとレジデンスとして開発される。シックスセンシズをブランド展開するIHGホテル&リゾーツとペイシャンスキャピタルグループ(PCG)が初となる共同プロジェクトとして投資し、2026年4月に着工する。

シックスセンシズ妙高は、全57室の客室とスイート、上層階には21戸のレジデンスを設ける計画で、多くでプライベートな温泉を楽しめるようにする。また、2つのレストランとバー、スキーウェアなどのフィッティングサービスを提供するブティック、ウェルネスを体験できるスパエリアも備える。「ゴールデンウィンド(Golden Wind)」と名づけるデザインは隈研吾氏と久米設計で、棚田を渡る陽光と風の流れ、季節の移ろいと自然のリズムを表現する。

シックスセンシズ妙高の完成予想図

妙高杉ノ原スキーリゾートは全長8.5キロメートルの日本有数のロングコースや、標高差1124メートルのダウンヒルでスキーやスノーボードが楽しめる。春から秋にかけた多彩なアクティビティも視野に入れる。また、周辺の山里に点在するフラッグシップストアやダイニング、地域文化とつながるウェルネス体験やアートプログラムとも連携し、地元のクリエイターや商店が通年で活躍する活気あふれるコミュニティハブを創出を目指す。

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