レジャー白書2025、2024年の市場規模は75兆2030億円、国内旅行が3年連続で首位、海外旅行も緩やかに回復

日本生産性本部の余暇創研は、「レジャー白書2025」を公表した。それによると、2024年の余暇関連市場規模は前年比5.6%増の75兆2030億円。2019年比で104%となり、コロナ禍前を上回った。

「観光・行楽部門」の市場規模は、同9.9%増。ホテル、遊園地・レジャーランド、旅行業、鉄道、国内航空、会員制リゾートが増加し、海外旅行も緩やかに回復。乗用車が伸びた一方、二輪自動車はマイナスとなった。

余暇活動の参加人口では、「国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)」が4680万人で3年連続の首位。動画鑑賞(レンタル、配信を含む)」が3690万人で2位に上昇した。2023年には多くの余暇種目で参加人口の増加が目立ったが、2024年は前年と同水準もしくは減少した余暇種目が多くなった。

一人当たりの平均参加種目数は、前年比0.2種目減の10.2種目。娯楽部門を除き微減となった。男女別では、共に減少したものの、女性の減少幅の方が大きく、男女間では0.3種目(男性10.0種目、女性10.3種目)の差となった。

「レジャー白書2025」は10月31日に発行される予定。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…